カウンセリング内容の紹介 Overview of Counseling Services

事例紹介 Cases

Case1.30代女性  「母親との関係に悩んでいる。」

自分の人生を思うように生きられず、常に母の思うように行動してしまう。そのことに疲れ果てカウンセリングに来られました。
最初にクライアントがどのように母親の思いや期待に応えてきたか詳しくきき、関係性を探りました。
共依存関係にあること、共依存の仕組みを説明、その関係が彼女の自尊心をどれだけ削りおとしてきたかを理解してもらい、母親との関係において健康的な境界線を設定できるように支援、母親の感情は自分のせいではない、自分の感情を優先することの大 切さを学んでもらいました。
自己肯定感を高めるワーク、自分の思いに目をむけ、感情に気づく練習、また、それを発言する練習を行いました。母親との新しい関係、自分を犠牲にせず、母親の感情に対応できる方法を共に考えました。
母親が無理なお願いをしてきたときの上手い断り方なども考え練習しました。
数か月のカウンセリングの結果、クライアントは母親の無理な要求に対して、適切な距離を保ち、自分の感情を大切にすることが出来るようになりました。
自分の人生を自分で舵をとり生きることができている感が増しているとの言葉が出てくるようになりました。

Case2.40代女性 「アルコール依存症から回復後、恋愛関係に悩んでいる」

30代でアルコール依存症と診断、専門治療を受け、アルコール依存症からの回復は見られたが、その後、恋愛関係に依存し、上手く関係を築けないとカウンセリングに来られました。
自己犠牲的な行動の認識、飲酒時には飲酒行動自体が自己犠牲的な行動であったこと。
その行動の裏には漠然とした不安、見捨てられ不安が存在することに気づいてもらう。
子どもの頃に無償の愛を両親から与えられてこなかった。
カウンセリングを進めていく中で母 親から虐待を受けていたことを話し出す。
今までは話してはいけないこと、自分が悪かったという認識を正しい認識に変えていく。
正しい健全な関係をカウンセリングを通じて学んでもらう。
相手の感情には責任はないこと、共に成長出来る関係を築くための自立を促した。その後も色んな場面で生きづら
さを訴えた。その度に共に課題を共有し解決法の答えを導き出されるように関わった。
長期のカウンセリングになったが自分を大切にすること、人を愛することが出来るまで成長し現在は母親として子育てを楽しむことが出来ています。

Case3.30代男性 「職場の人間関係に悩んでいる。」

職場での上司や同僚に対して過度に従順で、自分のストレスや不満を表現できず、仕事に対して過剰なプレッシャーを感じているとカウンセリングに来られました。
クライアントは幼少期にアルコール依存症の父親と、感情的に不安定な母親に育てられ、家庭内は常に緊張状態であり、親の機嫌を取る為に自己犠牲を払ってきたようです。
大人になっても他人の評価や期待に過剰に反応自分の意思を仰圧するようになったと話す。
ACとしての認識、幼少期の家族関係か感じ方が、どのように現在の問題に影響を与えているのかを理解できるように促します。
幼少期に回りの顔色を見ながら、自分の感情を押し殺し過度の責任感を持つことが、現在の人間関係に影響を与えていることを説明します。
自分の感情を認識し適切に表現する練習をします。ストレスや不満を日記に書いてもらいました。
その感情をカウンセラーと共有し感情を開放できるようにサポートします。健全な境界線を設定するスキル、自分の意見を主張する方法などを練習します。
小さな体験を積み重ね、自分自身を褒める習慣を取り入れ自己肯定感を高めていけるようにします。
3か月、毎週カウンセリングを行いました。自分の感情や思いを表現できるようになり、職場での人間関係も改善、退職を思いとどまり現在も仕事を継続することが出来ています。
現在も間隔は空いていますが定期的にカウンセリングを継続しています。

Case4.50代女性 「夫からのDVで悩んでいる」

再婚相手から長年の間、身体的、精神的暴力を受けている。
それは我慢できたが、日常的に侮辱や脅迫が行われるようになり、外出も制限されているとカウンセリングに来られる。

初回のセッションではカウンセリングに来られたことを労い、温かい態度で話を受け止め共感をしめす。
自己否定的な発言が多く「自分のせいで、自分が悪い」と自分を責めていましたが、悪くないことを伝え、認知の歪みを修正しました。
まずは安心な環境であることを伝え、信頼関係を築くために努めた。1週間に一度のペースでカウンセリングを行い、
数回目で具体的な被害について語り始め、怒りや悲しみを表現することができた。
自分が感じていた不安は正しかった、当然だったと自分を肯定することができ離婚を決意することができました。
その間も定期的なカウンセリングを継続、心の揺れをサポートしました。
感情が爆発するのを避けるために、適度にリフレーミングを行い自分に目を向けることを提案していきました。
長年のDV被害の中、自分の為に楽しむ習慣なく、逆に楽しむと罪悪感を感じると話す中、セルフケアに意識を向けるように取り組みました。
自立を考える段階で安全な場所の確保を最優先に避難場所や支援団体の情報を伝え、具体的な連絡先や手順を共有しサポートしました。
「幸せになる権利がある。」と夫から離れ、自分の人生をスタートしました。
夫と離れた後もトラウマで不安定になる時もありましたが、セルフケア、トラウマケアなどを行いました。
回復には時間がかかりましたが、少しずつ自信を取り戻し、気持ちや感情がわかるようになり落ち着いた自分の人生を自分で舵を取りながら生きることをされています。

Case5.40代女性 「虐待によるトラウマに悩む」

幼少期の頃に両親から虐待を受けており、その影響で人間関係に深い不信感を抱え、自尊心も低く、自分の感情のコントロールが難しいとカウンセリングに来られる。
感情を安全に表現できるように、カウンセリングの場を提供、ゆっくりと過去について話すことから始め、心に痛みを言語化してもらうことから始める。認知療法を通じて少しず
つ誤った信念を修正していく。
幼少期のトラウマを癒すために「内なるこども」と対話を行い、幼少期の自己に対して優しさと理解を示し、自己受容を深められるように過去の傷を癒す手助けを行う。自分の過去に対する感情を少しずつ処理していくと、人に対する不信感が和らいでいきます。虐待に対する苦痛が少しずつ減り、前向きな人生を歩むことが出来るようになる。

彼女は過去を振り返るなかで、ある日、幼少期の自分に涙を流すことがありました。
その日から一度子どもに戻ったように無邪気になり、色んな感情を感じることができるようになった。
そこから少しずつ育ち成長していったような感覚だったと、カウンセリング終了後の感想で話していました。

料金について About Fee

1回のカウセンリングの所要時間は50分です。
以下の料金表は、50分あたりのカウセンリング料金を記載しております。
料金について質問やご相談がある方は問い合わせ時にお伝えくださいませ。

人数 料金
1名様 ¥8,000
2名様 ¥15,000

カウンセリングの流れ Counseling Flow

1.お問い合わせ・ご予約
ホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。
お問い合わせいただく際に、ご自身が今悩んでいることや解決したいことを簡単にご記入いただけますとスムーズにカウンセリングを進めることが可能です。
お問い合わせは無料ですので安心してご連絡ください。

2.初回カウンセリング日時の決定
お客様のお問い合わせの内容を受け、弊社より連絡いたします。
初回カウンセリング日時の調整やカウンセリングに向けたヒアリングシートの記入依頼をさせていただきます。
弊社のカウンセリングは対面だけではなくZoom等のオンラインでも実施可能ですのでご安心ください。

3.ご入金
初回カウンセリングの実施までに、弊社所定の口座にカウンセリング料金を事前にお振込みいただきます。

4.初回カウンセリング
事前のヒアリング踏まえ初回カウンセリングを行います。
初回は特にお客様のお悩みを真摯にヒアリングさせていただき、まずはお客様の悩みをしっかりと理解することに努めます。
お話しいただいた内容を踏まえ、経験をもとに今後の方向性や取り組むべき対応についてアドバイスさせていただきます。

5.継続カウンセリング
お客様がカウンセリングの継続を希望する場合は2回目以降のカウンセリングに移ります。カウンセリングは継続することで効果が高まります。
カウンセリング頻度や時間はお客様と相談のうえ、ご負担が内容に柔軟に決めていきます。

6.カウンセリングの終了
お客様がお悩みや生きづらさの原因が解消され、ご満足いただけたらカウンセリングは終了となります。
お悩みが解決された後でもカウンセリングを受けることは可能ですので、相談したいことが発生したら気軽にお問い合わせください。